
フランスの子供たちの習い事で人気が高いものにサッカーがあります。
国籍の違う両親で、この先どこに行っても友たちを作る切っ掛けになりやすいのでボールを使ったチームのスポーツは何かやたっらいいと考えていましたが、2人ともサッカーに興味を持ってくれたのでうちの子たちは、お兄ちゃんがCP(小学校一年生)、弟君(年長)からチームに入り練習をしています。
フランスでは、だいたい6歳になる年(年長)から地域のチームに入ってサッカーを学べるようになっています。地域によって水曜日がお休みだったりするのでだいたい水曜日に練習、土曜日に試合を行います。
毎年新学期の9月から始まり、夏休みの始まる6月までの期間、毎週、一時間半の練習と各週で行われる試合の日は、9時集合12時頃解散となります。
費用は年間一人120€(18,000円ほど)この費用の中には、クラブのジャージ、ウィンドブレカー、試合のユニフォーム、靴下などの費用も含まれています。
個人で用意したものは、サッカーシューズ、シンガード(脛あて)、練習の際のTシャツだけです。これだけでも随分安いなと感じますが、日本のサッカー少年少女の保護者から見ると驚くべきとは、この費用で天然芝のグランドで練習、試合ができることです。
低学年のうちは土曜日の試合は、プラトーと言われ近隣のチームがいくつか集まり、ミニゲームと練習を組み合わせたものを行います。なので各週違う町のグランドに行くことになります。人工芝を採用しているグランドもありますが、天然芝のグランドがほとんどです。フランスでは、どこの街にもこのように青々として整ったグランドが見られます土のグランドとちがって、埃もたちにくく、転んでもケガをしにくいので子供たちが思いっきりプレーできるのは親も見ていて気持ちが良いです。

ちなみに、息子たちのサッカーのグランドの横では、やっぱり青々としたグランドでちびっ子たちがラグビーの練習をしています。ラグビーも子供たちに人気の習い事で、やはり6歳になる年から始めることができます。
そろそろフランスの年度末(6月)が近づいてきたので、来年度の習い事をどうするか考え始めなくてはいけません。
フランスの習い事は、年度払いでほとんどの物が9月からはじまり、6月までです。このシステムとてもいいなと思うのは、6月に一度終わるということです。毎年、子供たちにゴールがあるのは達成感や自信を持つのに素晴らしいことだと感じています。もちろん、また9月に同じ習い事を続けることもできますし、他に興味が出たものを新たにチャレンジすることも簡単にできます。
そして7月から新学期までの2か月は何もしないか?
フランスの夏休みは長いです。2か月あります。新学期まで何もしないのか?というと、じつは夏休みの間には各種習い事のスタージュ(合宿)が行われます。もちろんサッカーのスタージュもありますが、種類は多岐にわたります。音楽やダンス、乗馬やサーカスなど…。
長期休みにの間にスタージュに参加して年間の習い事を決めるという方法もあります。
お兄ちゃんと弟君、昨年は水泳のスタージュ(合宿)に参加しました。

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