子供の実写映画デビューにお勧め 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

こんにちは。6歳、7歳半の男の子、子育て中です。

先日、子供たちと初めて実写映画を見ました。

初めて見る実写映画なので、今後たくさんの映画に触れて欲しい私たちは、怖すぎたり、面白くなかったり、内容が大人すぎない映画を考えました。

そして、パパさんと私で選んだ実写映画デビューの作品は、バック・トゥ・ザ・フューチャー(原題: Back to the Future)です。

変わり者のドクが開発した乗用車型のタイムマシンによって30年前にタイムスリップしてしまったマーティ。現代に戻ろうとするも、タイムマシンの燃料が切れて戻れなくなってしまう。30年前は丁度マーティの父と母が出会った年だった。ところが二人が出会うはずのシーンにマーティが介入してしまい、母はマーティに恋をしてしまう。このままでは父と母が結婚せず自分の存在が消滅してしまう。30年後に戻るため、そして父と母を出会わせるため、様々なトラブルを回避しながら奮闘する。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が映画デビューに良い理由

魅力的なストーリー

タイムトラベルや冒険をテーマに壮大なストーリーを展開しています。1985年に公開された映画ですが、現在見ても違和感なく楽しめます。大人になってから見直してみるとストーリーは厳密に細かく書かれており、新たな発見として楽しめました。

子供のために作られた映画ではないので、子供には子供のわかるレベルで楽しみ発見ができ、親子で楽しめる映画です。

ユーモアとダイナミックさも、音楽のセンスもあり、終始子供たちは大笑いして、映画が終わった後にも話題の尽きることがありません。

時代背景を学び科学へ興味を持つ切っ掛けになる

過去や未来の時代背景が舞台の映画です。過去の文化やテクノロジー未来がどうなっているか想像することができます。科学がどような力をもっているかも学習することができます。

科学や歴史に興味を持ち、未来を想像する力を育てます。

勇気を持つ事の大切さを学べる

今回、大人になってから見直して気づいた点です。

映画にポジティブなメッセージが含まれています。子供たちは、この映画を通じていろいろな価値観や人間関係について学ぶことができました。

たとえば、映画の冒頭では、なんかさえないマーティ家族と本人が描かれ、映画の終盤では、1985年(映画の現在)の環境が変わっています。良い家に住み、家族も自信に満ち溢れ、欲しかったトヨタのピックアップトラックの新車を手にいれ夢のような生活が描かれます。

タイムスリップした過去の1955年で、ジョージ(マーティのお父さん)が、勇気を出してビブを倒したことによって、その後の未来が大きくかわったのです。

勇気を出すのは難しいことだけど、その勇気は自分の未来を変えることができるってことを映画の中からすこし感じられたのではないかと期待しています。

シリーズものなので長い時間わくわくできる

バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、1985年に公開されています。その後、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』(1989年)と『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(1990年)の2つの続編が公開されいます。

当時リアルタイムで映画を見ていた人々は、PART2を見るために1985年から4年も待たなくてはいけなかったと思うと非常に長い時間我慢したのだと感じます。

バック・トゥ・ザ・フューチャー』の終わりは、未来に行ったドグが、未来で問題があるからマーティとマーティの彼女をつれて未来にタイムトラベルしたところで終わっています。

その際も、今回(PART1)で苦労して手に入れた膨大なエネルギーとは別にゴミが使われたり車が空を飛んでいたり、未来の世界を想像させながら…。子供たちはPART2が見たくて見たくてワクワクがとまりません。

うちの子たちは、PART1を見てから毎日のようにPART2を見たがっています。そして、その度に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の映画を振り返り、PART2で描かれるであろう、映画の中の2015年を想像しています。

面白いけど視聴の際に気を付けなくてはいけないこと

説明を要する箇所がいくつかある。

映画の中心は、タイムトラベルです。タイムトラベルの概念がまだない子供には、状況を説明を必要とすることがあるかもしれません。また、きちんと理解した方が映画を楽しめると感じた要素があります。

我が家では、

-タイムスリップをしたとき(映画の中の現在から30年過去に行ったよ。)

-タイムトラベルをするために大きなエネルギーが必要なこと(マーティが1985年に帰るには、1955年の技術では、手に入れるのがとても難しいほどの莫大なエネルギーが必要なこと)

-マーティーのママとパパが恋をしないといけないこと

以上の3回のタイミングで映画を一時停止し子供たちにフォローの説明を入れました。

特に映画が公開された、1985年が映画の中の現在であるということを説明してあげる必要があるかと思います。パパもママも子供の時に見た映画だよ。と、説明してあげるとわかりやすいかもしれません。

銃や暴力、タバコを吸うシーンがある

そこまでリアルなものではありませんが、ハラハラするアクションシーンがあります。また、銃に撃たれるシーンがあります。うちの子(特にお兄ちゃん)は、怖がりなこともありアクションや暴力的なものを嫌う傾向にありますが、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』については、まったく問題ありませんでした。

また、未成年がタバコをすったりお酒を飲んだりするシーンもあるので、保護者のフォローが必要な個所があります。

以上のことを気を付ければ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、家族で楽しめる実写映画デビューにお勧めできる映画です。

うちの子たちは、この映画のおかげで実写映画にも興味を持ってくれたので、これからたくさんの映画を共有することができ楽しみです。

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