【フランス子育て日記】今年度の習い事

習い事

フランスでは、9月から新年度がはじまります。お兄ちゃん(6歳)は、日本の小学一年生、弟君(5歳)は、年長組がスタートしました。

back to school

フランスでは、学校と同じく習い事も毎年9月からスタートします。そして、だいたい6月末に、その年度の集大成を披露する発表会などが設けられます。費用も年度単位の支払いです。夏休みの間は、基本お休みですが、物によっては合宿などで集中して学ぶことができます。このシステムすごく良いと感じました。

途中、子供のモチベーションが落ちてきても6月のゴールがあるので、とりあえず6月まで頑張ろうという気持ちにもっていきやすいです。そして、毎年、年度末までやり切ったという達成感を積み重ねることもできます。さらに新しい習い事をスタートしやすい点もあります。その年初めてスタートする子はもちろん、前から経験している子も、毎年9月から新しい気持ちで始まります。

start

うちの子たちは、去年(2021年から2022年)は、お兄ちゃんと弟君が一緒に日本語補習校。お兄ちゃんが、「eveil musical et dans」という、音楽とダンスの入門のようなクラスに通っていました。この音楽とダンスのクラス、レッスン中の見学ができなかったので全く何をやっているのか把握できなかったのですが、6月の発表会では予想をはるかに超える内容で驚かされました。

dance kids

そして、昨年度に続き二人とも補習校を続け、今年度、新たにサッカークラブに入りました。さらにお兄ちゃんは、チェロのレッスンを始めました。楽器を習い始めるとフランスでは、ソルフェージュといって楽譜の読み方や音楽の基礎を学んだりする勉強が必修になります。お兄ちゃんは、20分のチェロのマンツーマンのレッスンと、お兄ちゃんと同じように今年から楽器を習い始めた子供たち10人ぐらいと一緒にソルフェージュの勉強をしています。

これ、本当に楽しそうです。ソルフェージュのクラスは、座学のクラスになるので自分の楽器を持って行ったりはしません。

お兄ちゃんに聞くと同じクラスには、ギター、ハープ、サックス、フルート、トランペット、トロンボーンを習っている子がいると言っていました。弦楽器は、ハープの子だけみたいです。男女比も同じぐらいでした。管楽器などは、永久歯の前歯が揃ってからじゃないと始められないので、お兄ちゃんは、全体的に自分より年齢の上の子と一緒にソルフェージュの授業を受けています。チェロの方も先生が頃合いを見てグループレッスンにすると言っていました。

kids orchestra

私は、小さい頃ピアノを習っていましたが、いつも先生と一対一。たまに、連弾などの練習もしましたが初めて本当に音楽を合わせるという経験は、中学校に入って合唱の伴奏をした時です。今は、ピアノ以外の楽器を弾きますが、やっぱり音楽の楽しさって誰かと繋がることも一つだと思います。こんな小さな時からアンサンブルの機会や音楽を一緒に学ぶ仲間がいたらなんか本当の音楽の楽しさを早いうちから体験できるんじゃないかと期待しています。

enjoy music

チェロのレッスン4回終わって今のところ、楽しくやってます。もともとピアノをやりたい。と言っていましたが音楽学校のオープンスクールに行った際、いろいろな楽器を体験して自分でチェロを選びました。本当は、チェロかバイオリンで迷っていたのですが、チェロの先生の方が好きという理由でチェロになりました。パパさんも私も同じ意見だったので嬉しかったです。

ありがたいことにチェロの音って初心者が弾いてもあまり耳にうるさくありません。けっこう心地よい音を出してくれます。

cello

お兄ちゃんの通っている音楽学校では、27種類の楽器を学ぶことができます。そのうち20種類の楽器は、2年間まで年間90€(一万円ちょっと)で学校が貸し出してくれます。バイオリンやチェロは、もんちろんですがコントラバスやファゴットなども子供用サイズが用意されています。学費については、家庭で納める税金の額によって変わってきます。フランスのある程度大きい規模の街には、このような音楽学校があります。さすが、フランスやっぱり文化が育ちやすいなぁ。という感想です。

読んでいただきありがとうございました。

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サッカーにつていは、又今度書きたいと思います。

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