リビングからテレビを撤去してみたら

子供がいる家庭にとってテレビって大きな存在ですよね。

実は、お兄ちゃん(7歳)、弟君(5歳)になった今、リビングにあったテレビを撤去しました。

テレビが良くないということではなく、(もちろん長時間意味もない番組を見続けることは良くないとおもいます。)どちらかというとうちでは、お兄ちゃんが2歳になったころからかなり有効的にテレビと関わってきたました。

正直。時間があるなら、毎日30分ぐらいの英語オンリーのアニメは続けたいところです。

テレビをリビングから撤去しようと考えた4つの理由

平日テレビ時間を作るのが難しくなってきた

お兄ちゃんが小学生になり、学校の宿題、習い事の練習、とにかく毎日30分のテレビ時間を作るのが難しく感じるようになりました。正確にいえば、30分の時間は作ることは可能ですが、子供がボーっとする時間を確保する必要があると考えました。

学校の授業も習い事もテレビも受け身、自分自身でボーっとしクリエイティブな発想を生み出す時間的余裕が子供に必要です。

今のところ、我が家で一番大事にしていることは睡眠時間です。毎晩8時までに寝る準備を全てすませ読み聞かせ、8時20分までは読書灯で本を読む時間を設けていますが8時20分になったら完全消灯。

毎日同じ時間に消灯することを目標にしています。クリスマスやお泊り会などよほどのことがない限り就寝時間は第一優先です。

時間を確保するためにテレビ時間を止めたいと考えました。

親が関わらなくても自分たちで遊べるようになった

もともと、テレビ時間は少しでも自分が自由になるために始めたものです。テレビは英語で見続けてきたので英語を吸収できたことは、当初考えなかった効果でした。年子の男の子、なにかに熱中できる時間が少しでもあることは本当に助かりました。

しかし、最近では子供たちどうしで楽しく遊んだり、それぞれ本をよんだり、何かを制作したり自分で時間をすごすアイディアを考えるようになりました。私自身が、テレビに頼らなくても、ご飯をつくったり、自分の仕事や家事をすすめたりすることができるようになりました。

リビングのスペースがなくなったから

夫婦の趣味の一つに音楽があります。もともとリビングには、電子ピアノ、ハープ、ギターなどいくつか大型の楽器がありました。そこにさらに、お兄ちゃんがチェロを始めたのでチェロもくわわることに…。

部屋をひとつつぶして音楽ルームとしてしまうことも考えましたが、お兄ちゃんのチェロは、他の楽器と合わせてこそ楽しい、毎日の練習を習慣づけるためには自分もみんなも目に付くリビングにチェロがある方が良いだろうと考えました。しかし、リビングのレイアウトが非常に難しいものになっていましました。

テレビのない友人宅のリビングがお洒落だったから

いちばん大きなことですが、友人宅にお邪魔した際にテレビのないリビングがスッキリおしゃれで、リビングからテレビを撤去する切っ掛けになりました。

リビングからテレビを撤去するメリット3つ

では、テレビがリビングからなくなるとどんな良いメリットがあるのでしょうか?

テレビを見たがらなくなった

リビングにテレビがあるころから、テレビは決まったルールでしか見れませんでした。システム的に親が介入しないとテレビが見れないし、視聴する番組、視聴時間をコントロールすることは難しいことではありませんでした。

これまでの我が家のテレビとの関わり方は、こちらをご覧ください。

ルールがあって、よほどのことがない限り私たちは、そのルールを曲げることはしませんでした。それでも子供たちは、何か手持ち無沙汰になると

弟君5歳
弟君5歳

テレビ見ようか~??

と、ダメもとでテレビを見ようと試みていました。しかし、

リビングからテレビがなくなったことで視界にテレビが入らなくなり、そもそもテレビ自体がないので物理的にテレビが見られないことは子供たちも理解できます。

もちろん、「テレビ見ようか~??」なんて発言はなくなりましたし、自分で何か楽しむことを考えることが上手になりました。

リビングがお洒落になった

テレビの存在は、視覚的に大きいです。もちろんテレビのサイズによりますが、それでもテレビがリビングにあることで一気に生活感のある空間になってしまいます。

テレビを置ける場所ってリビングの中でもかなり限られます。窓の位置やソファとの距離感、テレビがあることでほとんど選択肢のないままレイアウトされてしまうような感じです。テレビがなくなることで、リビングのインテリアの自由度が大幅にアップします。いろいろな可能性ができて、新しいリビングを発見できる楽しみがあります。

そして、見た目がやっぱりお洒落に。

子供がクリエイティブに活動するようになった

以前は、やっぱり空いた時間ができると、結構気になっていた受け身体制のお兄ちゃんの発言。

お兄ちゃん7歳
お兄ちゃん7歳

何しよっか?

こんな受け身の発言がまったくなりました。クリエイティブに考え、みずから行動することが多くなりました。

子供には何もしない時間(とは、いえ全く何もしていなことはないですが…)、空いた時間をきちんと確保してあげることはすごく大切なことだと感じました。

リビングでテレビを見る代わりに取り入れたこと

リビングにあるテレビはみんなのものという認識ですから両親が勝手に撤去するわけにもいきません。では、どのようにしてテレビをリビングから無くす方向にもっていたったかというと、我が家の定例で開かれている家族会議の議題として提案しました。子供たちも自分たちが関わって決めたルールには素直にしたがってくれます。

決まったルールは、

テレビを家から撤去するのではなく、とりあえずリビングから両親の寝室にテレビを移す。

学校のある日はテレビを見ない。

ドラゴンボールの続き10巻を購入。

パープレクサス(3D迷路のおもちゃ)の購入。

オンライン英語レッスンを週一回取り入れる。

つまり、リビングからテレビを撤去するかわりに、ドラゴンボールの11巻から20巻とパープレクサスを私たちが子供たちに提供することで話がまとまりました。

パープレクサスは、子供の学校の学童にあり子供たちにとっても人気の立体迷路です。上級生にも人気があり、順番待ちでなかなか遊べるチャンスもなく、子供たち二人ともとても遊びたくて仕方のないおもちゃです。おもちゃですが、ものすごい集中力とアイディアを必要としトライ&エラーの繰り返しが何度もでき、ゴールまでの道のりをちょっとずつ進めていく達成感も味わえる親目線からも、とてもすぐれたおもちゃなのです。

学校に通いはじめるとおうち英語を続けることが難しくなる。

おうち英語界隈で言われていることですが、我が家でもおうち英語に関しては対策を考えなくてはいけないかと考えています。毎日のテレビ時間がなくなると今まで続けてきたインプット(英語アニメ)の時間が急に縮小されてしまうので週に一回オンライン英語レッスンでアウトプットの機会を作り様子をみることにしました。

さいごに

両親の寝室に移動されたテレビも子供たちが見ること(見たがること)はほとんどなくなりました。今では子供が寝た後に両親のムービーナイトで使われるぐらいです。

子供は慣れていることを変える時には、少しの努力が必要ですが、慣れてしまえばテレビのない生活があたりまえになります。

心配していた英語についても今のところ週一回のオンラインレッスンを楽しくやっているので今のところはこれで良さそうです。

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